盛岡と言えば盛岡三大麺が有名ですが・・・
今回は岩手県の県庁所在地でもある盛岡のグルメ特集をお送りさせていただきます。
盛岡と言えば、わんこそば、じゃじゃ麺、冷麺という盛岡三大麺が有名ですが、けしてそれだけではありません。
魅力的なご当地グルメを紹介させていただきますので、チェックして下さいね。
盛岡を訪れたときの参考にしていただければ幸いです。
※この記事に登場するお店は、こちらの動画で紹介しています。
ブログ記事よりも動画の方が実際の雰囲気は分かりやすいと思いますので、ぜひチェックしてみて下さい。
忙しくて全部なんて見てられないよー。という方は、この後紹介する各店のレポートの最後にそのお店を紹介している部分への直リンクを作っておきましたので、そちらを活用してくれると嬉しいです。
では、さっそく紹介に移りますね。
まずは盛岡三大麺から
思い出作りや限界に挑戦しよう:わんこそば
でも、まずは三大麺から紹介していきましょうか。
最初に紹介するのは、わんこそばです。
ここで紹介するわんこそばは、お店の方が一口大の蕎麦を掛け声とともに客のお椀に入れ、客がその蕎麦を食べ終えると、お椀の蓋を客が閉めるまで次々とそばを入れるのを繰り返すと言う食べ放題スタイル。
平泉のグルメ特集で紹介した、盛り出し式わんこそばとは違います。
東家 駅前店
訪問したお店は、東家 駅前店。
わんこそばがいただける有名店、東家の本店へ行きたかったのですが、残念ながら改装工事中だったので、予約していなくても早く行けば食べられる駅前店を訪問しました。
こちらの建物の2階ですね。
入り口前の発券機で受付しましよう。
開店したら、番号順に店内へ。
ここが決戦会場です。
わんこそばのメニューはいくつかあって、お椀を重ねていくスタイルのものは下から2番目以上との事。
ま、天ぷらとかが付いていても食べる余裕はないだろうから、その下から2番目のコースを選択しました。
わんこそばの薬味等が並べられていきます。
これからいただくわんこそばは、食事と言うよりはアトラクションですからね。
さ、何杯食べられるか。わんこそばチャレンジのスタートです。
ゆっくりしたり、悠長に薬味を乗せて食べたりするとペースが乱れますね。
同じわんこそばでも、平泉式の盛り出し式わんこそばとは性格が違います。
蓋を閉めるのが終了の合図。
もう食べられません・・・笑
なんとか、当初の予定の110杯を達成しました。
100杯を超えたところで急ブレーキがかかったときにはヤバいと思いましたけど。
100杯以上食べると、記念の手形がもらえます。
皆さんも、盛岡へ訪問の際は、食のアトラクション、わんこそばを体験してみませんか。
思い出に残りますよ。
以上、東家からわんこそばの紹介でした。
自分好みの味に仕上げられる:盛岡じゃじゃ麺
白龍(ぱいろん) 本店
盛岡三大麺の二つ目は、じゃじゃ麺。
そのじゃじゃ麺の元祖のお店、白龍 本店を訪問してきました。
じゃじゃ麺は、60年以上にも渡って盛岡で親しまれてきた、言わばソウルフードです。
そんなじゃじゃ麺は量の違いで大中小の3種類。
今回は真ん中の中を注文させていただきました。
こちらが、白龍 本店のじゃじゃ麺です。
じゃじゃ麺は、温かい平打ちの麺にねぎとキュウリ、そして秘伝の味噌と生姜が乗せられているのが特徴です。
では、まず味噌だけでいただいてみましょう。
分かってはいましたが、味噌だけだと単調ですね。
ま、じゃじゃ麺はこれからが真骨頂ですので。
卓上にある、にんにくや・・・
ラー油をかけて・・・
酢も回し入れます・・・
そしてよく混ぜてっと・・・
白い麺が見えなくなるくらい、よく混ぜましょう。
こうするとですね、味わいが一変するんですよ。
コクもあるし、味噌の味にも深みが出ます。
好みの味に仕上げる事が出来るのが、じゃじゃ麺の良いところですね。
麺をあらかた食べ終えたら・・・
卓上のたまごを割り入れてっと・・・
よく混ぜまーす。
混ぜたら、お店の方に箸ごと渡してちいたんたんを注文しましょう。
こちらがちいたんたん。
〆の玉子スープですね。
味噌も入っているのですが、好みの味に出来るよう基本は薄味です。
これも卓上の調味料を使って自分好みに仕上げて楽しんでくださいね。
ごちそうさま。
以上、じゃじゃ麺の元祖のお店、白龍 本店の紹介でした。
盛岡で試行錯誤され産まれた冷麺:盛岡冷麺
食道園
盛岡三大麺の三つ目は、冷麺ですね。
その盛岡における冷麺発祥のお店、食道園を紹介させていただきます。
こちらが食堂園、盛岡冷麺というブランドが確立している今でも、食堂園では平壌冷麺という看板を掲げ続けています。
その冷麺は辛さが4種類から選べます。
お店おすすめの普通で注文させていただきました。
こちらが食堂園の冷麺です。
他のお店では、スイカや梨などが入っている事が多いのですが、食堂園ではスープに味が移るのを嫌って入れてないそうです。
通常の平壌冷麺はそば粉が主体ですが、盛岡で食べられている冷麺の麺は小麦粉にデンプンを加えた腰のあるもの。
それだけではなく、朝鮮半島に伝わる冷麺を日本向けにアレンジし、試行錯誤の上生まれたのが、この食堂園の冷麺なんですよね。
スープは牛骨メインに鶏がらを加えた、スッキリとしながらもコクがあり味わい深いもの。
なめらかで腰のある麺が、スープに馴染んでとても美味しいです。
機会があったら発祥のお店の冷麺、試してみてくださいね。
スープも飲み干したくなる美味しさでしたよ。
実際、飲み干しましたけど。笑
以上、盛岡冷麺発祥のお店、食堂園の紹介でした。
NEXT三大麺
冷麺があるなら温麺があっても良いじゃない:盛岡温麺
盛楼閣
続いては、盛岡三大麺に続きそうな麺を紹介させていただきます。
そんな麺をいただくべく訪問したのは、盛岡駅からすぐの所にある盛楼閣です。
こちらの建物の2階ですね。
さっそく行ってみましょう。
こちらが盛楼閣の入り口。週末は行列が出来る事もあるこちら、冷麺も人気だったりします。
冷麺だけではなく焼肉もあるので、軽く食べたいときやガッツリ食べたいときなど臨機応変に使えそうなお店ですね。
今回は、冷麺でも焼肉でもない、盛岡で勢力をジワジワ伸ばしている、こちら、温麺(おんめん)をいただきたいと思います。
あ、同じ字を書いてうーめんと読む宮城の白石 温麺(しろいしうーめん)とは全く違う料理ですよ。
こちらが、盛楼閣の特製温麺です。
7種類もの野菜とお肉がたっぷり入った盛楼閣自慢の逸品なんですよ。
スープは旨辛なもの、クッパなどが近いでしょうか。
ジワジワ身体が温まってくるスープ、これは寒い季節には良いですね。
麺は、冷麺の麺と同じ物ではなく、そば粉が含まれているものを使用。
なめらかかつ柔らかでスープが良く染みて美味しいです。
柔らかな麺は他の具と一緒に食べるときにも具合が良いですね。
食べ終える頃には、汗が出て身体が芯から温まっているのを実感しました。
こちら、駅前で夜遅くまでやっているので、便利に使えます。
東北の寒い冬にピッタリの温麺、皆さんも試してみて下さいね。
以上、盛楼閣の紹介でした。
盛岡のソウルフードのひとつ:キムチ納豆ラーメン
柳家 総本店
続いても、盛岡のソウルフードと言われるものを紹介。
何かと言うと、キムチ納豆ラーメンと言うものです。
訪問したのは、こちらの建物の1階にある柳家 総本店。
創業して40年を越える名物店なんですよ。
早速中に入って、いただくとしましょう。
席について、卓上のタブレットで注文。
柱にはテッポウ厳禁の文字が。やった人いるんだ。笑
こちらが、盛岡のソウルフードと言われる、柳屋総本店のキムチ納豆ラーメンです。
南部鉄器の鍋に入れられてるのも良いですね。
ではまず、スープからいただいてみましょう。
以外にも、豚骨ベースのスープを飲んでみて、一番先に感じるのは優しい味噌味ですね。
納豆は後味で1番良く感じます。
この味わいは、まるで納豆汁のよう。
その納豆は、ペーストにされて味噌に練り込まれているんですって。
麺は少し太めのストレート麺。
スープの馴染みが良く、優しい味噌スープをまとって口の中に滑り込んできます。
たまごを崩して食べるとよりマイルドになりますね。
キムチは、豚バラと一緒に炒められているそうですが、たっぷりともやしが入っている事もあって辛さはほとんどなく、風味付けくらいの役割ですかね。
納豆の余韻が楽しめる味噌ラーメンってところでしょうか。
もう少し納豆が前面に出てきても良いかと思いましたが、奥ゆかしさも東北っぽくて良いのかも知れませんね。
以上、盛岡のソウルフード、キムチ納豆ラーメンの柳家 総本店でした。
ソウルフードや郷土料理を楽しもう!!
ソウルフードと言えばみんな大好き:福田パンのコッペパン
福田パン 長田町本店
盛岡のソウルフードといったらこちらも忘れてはいけません。
と言う事で、福田パンを訪問してきました。
週末などは行列になることもしばしばと言うこちらのパン、さっそく購入していただいてみましょう。
福田パンは、コッペパンが人気のお店。
注文を受けてから、ふかふかのコッペパンに色々と挟んでくれます。
その挟んだり塗ったりするものによって値段が変わるシステム。
2種類まで組み合わせが出来るようですが、一番人気はあんとバターを組み合わせたあんバターなんですって。
何にするか色々と迷いましたが、その一番人気のあんバターと、もうひとつコンビーフを購入。
こちらが、福田パンのコッペパン、あんバターです。
ちょっと中を見てみましょうか。
こんな感じに片側にバター、反対側にあんと言う感じに塗られています。
また、混ざり合わないように塗る「半々」という注文も出来るそうですよ。
コッペパンはご覧の通り、ふわふわで柔らかいもの。
弾力も申し分無く、とても美味しかったです。
ポテトサラダと組み合わされたコンビーフも美味しかったですね。
甘いのとしょっぱいの、交互に食べたら最高でした。
沢山種類もあって値段もリーズナブル、盛岡で長く愛されているのも納得です。
皆さんも盛岡にいったら、好きなものを挟んでいただいてみてはいかがでしょうか。
盛岡のソウルフード、福田パンの紹介でした。
福田パン 長田町本店を紹介した動画はこちらから(YouTube)
郷土料理のひっつみを楽しもう
ひっつみ亭
続いては、この地方の郷土料理をいただくべく盛岡市の郊外へ。
ふるさとの味処 ひっつみ亭を紹介させていただきます。
古民家を改装したお店だそうで、雰囲気ありますねー。
では、さっそく伺ってみましょう。
蕎麦の産地などの表示を見ると蕎麦も気になりますね。
雰囲気の良い店内。
けっこう広いです。
メニューを確認。
ひっつみとお蕎麦のメニューが並んでいますね。
後はお餅もあります。
ドリンクもありますが、あくまでメインはひっつみとお蕎麦です。
どっちも食べたいモードになったので、ひっつみとお蕎麦、そしてお餅まで付いてくるひっつみ亭ご膳を注文しました。
こちらが、ひっつみ亭御膳です。
ひっつみと、くるみもち、後はお蕎麦ですね。
あ、そうそう、説明するのを忘れていました。
ひっつみは、水でこねた小麦粉を薄くのばした生地を手でちぎって汁物に入れて煮たものです。
全国的な名称で言えば、すいとんですね。
こちらの地方では、手でちぎる事をひっつまむとかひっちぎると言うので、それが名前の由来となっています。
なめらかで、良く味が染みたひっつみ、美味しかったです。
そして、お蕎麦。
こちらのクオリティもなかなか良かったですねー。
普通につゆに付けて食べたり、薬味を乗せて食べるのはもちろん美味しかったですが
ひっつみのつゆに付けて食べても美味しかったですよ。
ひっつみとお蕎麦が両方付いた御膳にして良かったー。と思いましたもん。
蕎麦湯も楽しめましたし・・・
くるみ餅も美味しくて大満足でした。
皆さんも、この地方の郷土料理、ひっつみを味わってみませんか?
蕎麦とのコンビネーションもなかなかですよ。
以上、ひっつみ亭の紹介でした。
あの人気チェーン店の第一号店はここ
一号店は今も昔の名前を名乗っています
ハンバーグレストラン ベル 大通店(びっくりドンキー)
盛岡には、こんなお店もあります。
ハンバーグレストラン ベル。
名前の通り、ハンバーグが人気のお店です。
あれ?メニュー表の形に見覚えが・・・
そうなんです、ここが、あのびっくりドンキーの一号店なんですよ。
今でも、名前を変えずに営業しているんですね。
場所は、盛岡城址(じょうあと)公園のすぐ近くです。
メニューは一号店だからと言って特別なものは無く、他のびっくりドンキーと同じですね。
とは言え、びっくりドンキーファンの皆さん、訪れてみてはいかがでしょうか?
いつものメニューがより美味しく感じるかも知れませんよ。
以上、びっくりドンキー一号店、ハンバーグレストラン ベルの紹介でした。
ハンバーグレストラン ベル 大通店を紹介した動画はこちらから(YouTube)
肉や魚も美味しいんです
岩手県で最も歴史ある精肉店で味わう絶品焼肉
肉の米内
※訪問したのは2022年10月31日。この約一ヶ月後の2022年11月29日(いい肉の日)に移転されたそうです。
盛岡は、冷麺がご当地麺となっている事からも分かるように焼肉屋さんが比較的多いです。
そんな盛岡の焼肉の名店、肉の米内を紹介させていただきます。
こちら、岩手県の中でも最も歴史が古い精肉店でもあるんですよ。
では、さっそく訪問してみましょう。
席は、小上がりの座敷がメインですね。
明治32年創業、前沢牛指定店です。
最初のページには、単品のお肉が並んでいます。
次のページには定食や冷麺などが載っていますね。
その後には、キムチやスープ、ドリンク類が載っていました。
で、今回は極上霜降りロースを定食にした、上ロース定食を注文してみました。
あとは他のお肉を二点ほど。
こちらが、極上霜降りロースです。
嬉しい事に量もけっこうありますね。
そして、カルビ。極上ではない普通のカルビです。
そして塩タン。
これも特上ではない、普通の塩タンを注文しました。
まず、その塩タンから焼いていきましょう。
レモンを絞って・・・
柔らかくてとろけるーとかはありませんが、十分美味しい塩タンでしたよ。
そしてカルビですね。
これは肉汁も甘いし旨味も楽しめて並でも充分でしたね。
そして、卵にからめたら~
もう最高でした。
ラストは極上霜降りロースを。
もう口の中に入れたら溶けちゃって、めちゃ旨でした。
卵が良い仕事してくれるので、至福のひとときでしたよ。
そんなお肉と白いご飯は良く合いますね。
でも、焼肉丼にして食べたら、もっと美味しかった事を報告しておきます。
たまごもかけたので、お肉の下はTKGだし。
これはもう、ただただ、めっちゃ美味しかったです。
こちら、お肉が美味しくて量もあるので、比較的リーズナブルに質の高い焼肉を楽しめますよ。
盛岡滞在の際は是非、足を運んでみて下さいね。
以上、焼肉の名店、肉の米内の紹介でした。
【移転前】
肉の米内
三陸の海の幸を楽しめます
味の店 いわし
ラストは、三陸の海の幸も楽しめる小料理屋さんを紹介させていただきますね。
それがこちらの、味の店 いわしです。
居酒屋寄りの料理屋さんですね。
人気店なので予約するのが望ましいです。
では、さっそく中へ。
いやー、美味しそうなものが並んでいますねー。
あれもこれも食べたくなっちゃいます。
こういうとき、ボッチだと効率悪いですね。
でも、ちゃんとお店がそこを考慮してくれて、刺身の盛りあわせなど、ハーフでの注文も受け付けてくれるとの事。
ほんと助かります。
こちらが、その刺身七点盛り、ハーフです。
いやー、これがほんと美味しかったですねー。
イカとタコに始まって、ブリに赤貝、海老やカツオ、そして最後のマグロに至るまで、どれも絶品でした。
そして、こちらは揚げ物も評判が高いんですよ。
人気の鰺のフライと、毛蟹のクリームコロッケをいただきました。
身も厚く、脂の乗ったアジフライはタルタルソースで。
さらに醤油を垂らすと、一段と味が引き締まって美味しかったです。
そして、毛蟹のクリームコロッケも。
これ、めっちゃ蟹の味が濃くて最高でしたよ。
食べ応えも抜群でしたし、おすすめの逸品です。
そして、こちらでは赤酢を使ったお寿司もいただけます。
鉄火巻きも美味しかったですし・・・
すじこの手巻きも最高でした。
海老の頭の入った味噌汁を飲みながら・・・
ラストは、かまとろと塩うにの手巻き寿司を。
これ、絶対頼んだ方がいいやつです。必食の逸品でした。
こちら、昼は定食が食べられて、それも人気だそうなので、機会があったら足を運んでみてくださいね。
味の店いわしの紹介でした。
いかがでしたでしょうか?
今回は盛岡三大麺が有名な岩手県の県庁所在地、盛岡のグルメ特集をお送りさせていただきました。
盛岡を訪れた際は、ぜひ三大麺以外のグルメも楽しんでくださいね。
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最後までご覧いただきありがとうございました。
ではまた、次回の記事でお会いしましょう!!